ドラマや映画に引っ張りだこで、4月からスタートする『サタデーステーション』(テレビ朝日系)への出演も決まり、いまノリに乗っているディーン・フジオカ(36)。
香港や台湾でブレイクして日本に凱旋を果たした「逆輸入」という異色のキャラ設定が注目を集めるが、その詳細はオブラートに包まれていた。そんなディーン・フジオカの経歴について、発売中の『週刊文春』(文藝春秋)が報道。これまで明かされた経歴といくつかの齟齬が浮かび上がった。
例えば、公式プロフィールではアメリカの大学を卒業とされているが、短大レベルの学校で準学士であることを、『文春』の取材に自ら告白した。また、台湾時代は生粋の日本人であるのに「ハーフで名門・シアトル大卒業」と虚偽経歴でメディアに登場していた。それでも、回ってくるのは脇役クラスの仕事。
フジオカを特集した昨年1月放映の『中居正広の金曜日のスマたちへ』では、台湾でのブレイクのきっかけとなったドラマ『笑うハナに恋きたる(不良笑花)』(日本テレビ系)が紹介された。この際、視聴率8%と伝えられたが、実際は1.57%と低視聴率番組だったことも明るみに出た。 「フジオカの現在の所属事務所は、台湾時代の経歴詐称について中国メディアのミスだとしています。何にせよ、これまで持ち上げられたような輝かしい経歴ではなかったことは明らかです」(芸能誌記者) インテリ的な雰囲気を醸しだす自称・国際派。そのうえ、ニュース番組に出演。ここで連想するのが、学歴詐称が発覚して『ユアタイム』(フジテレビ系)の降板を余儀なくされたショーンK(49)だ。 ■いかがわしい人脈に奇行癖も?
テレビ局社員は次のように指摘する。
「ニュース番組では、品位を保つために出演タレントには潔癖性が求められる。視聴者やスポンサーから経歴詐称が問題視されれば、人気タレントのフジオカと言えどもクビになりかねません」 『文春』の取材には、インドネシアで財閥を率いる義父もインタビューに応じ、 「日本に石炭鉱山を買いたいという人はいないか」 「放射能を低減させる除染剤」 など怪しい儲け話を振っていた。
フジオカ自身も、東京タワーの近くで中国武術の剣を振り回し、職務質問を受けた過去をテレビ番組で披露するなど、珍発言が目立つ。経歴詐称にいかがわしい人脈といった不安要素を抱えるフジオカが、第二のショーンKになってしまうのか。注目される。
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